
東光寺
曹洞宗の寺院で亀甲山東光寺、16世紀初頭の記録に記されています。本尊の釈迦如来像も16世紀の室町時代後期の作。
裏山の中腹に「やぐら」と思われる穴があり、周辺からは16世紀の常滑焼の破片や17世紀の丹波焼の破片が出土しています。また縄文土器・弥生土器、古墳時代の土師器や東海系の須恵器も出土しており、大久保遺跡と呼ばれています。


歴代住職の墓域には中世五輪塔の一部とみられる石もあります。境内には寺子屋師匠で慶応2年(1866)に没した住職芳明東禅大和尚の墓(筆道の門人が建立)や明治36年(1903)の酒樽形の墓(酒翁盛呑信士)が並んでいます。
また裏参道には、文化14年(1817)から農業が機械化される直前の昭和35年にいたるまでの馬頭観音が、年代順に16基並んでいます。(現在確認できるのは15基)







